70代でもAIでプログラミングはできるのか?——79歳の私が1年で10作品を公開した実体験

最近、「AIを使えばプログラミングの知識がなくてもアプリが作れる」という話をよく耳にするようになりました。
では、70代の人間にも本当にできるのでしょうか。
結論から言えば、できます。


私は今79歳で間もなく80歳を迎えます。
1年ほど前にAIを使ったプログラミング(バイブコーディングと呼ばれています)を始め、これまでにゲームや便利ツールなど10作品以上を公開してきました。

この記事では、その実体験をもとに、70代でもAIプログラミングができる理由と、始め方、つまずきやすい点を説明します。

50年前にアセンブリ言語でプログラムを書いて以来、半世紀ぶりにコードの世界に戻ってきた私が、初心者にもわかりやすく解説します。

一般の趣味に比べての難しさは、技術そのものよりも「今さら自分にできるのか」という思い込みの壁でしょう。

最低限のポイントを押さえれば楽しく続けられるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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結論——79歳でも、できました

まず事実からお伝えします。

私がこの1年でAIと一緒に作って公開した作品は10本以上になります。
ブロック遊びのゲーム「ブロッククラフト」や、日常で使える「くらしの便利ツール」などです。

作品はすべて、私のもうひとつのサイト「79歳、AIとつくる毎日。」で公開しています。

・簡単なものなら、AIを使えば数分で形になるものもあります
・専門書を読み込む必要はありませんでした
・費用は現在、Claudeサブスクの月額20ドルだけです

「プログラミングは若い人のもの」という常識は、この1年で私の中では完全に崩れました。

作成した「ブロッククラフト」ゲーム

AIと作ったゲーム「ブロッククラフト」の画面

50年前のプログラミングと、今

私のプログラミング経験は、実は50年ほど前にさかのぼります。

当時、マイクロコンピュータのファームウェアをアセンブリ言語で書いていました。
パソコンはもちろん、プログラム開発用ツール(インテルMDS等)も恵まれた環境以外の人は使えない時代でした。

機械語によるハンドアセンブル、16進数でPROMライター(ペッカー)への入力、紫外線イレーサーでのEPROMの書き換え、これを徹夜でやったのも懐かしい思い出です。

作ったのは5〜6本ほどですが、1作品に大体数か月かけていた記憶があります。

その後は現在まで、コーディングの経験はまったくありません。
半世紀のブランクです。

・当時: アセンブリ言語で数か月かけて1本
・現在: 日本語でAIに頼んで、早ければ数分で1本

この差が、そのまま「なぜ今なら70代でもできるのか」の答えになっています。

なぜ「今のAI」なら70代でもできるのか?

理由は大きく次の三つに分けられます。

  1. プログラミングの知識が0でもOK
    プログラミング言語を覚える必要がありません。
    「こういうゲームを作りたい」と日本語で伝えれば、AIがコードを書いてくれます。
  2. エラーもAIが直してくれる
    昔は動かない原因を自分で何日もかけて探したものですが、今はエラーの内容をAIに見せれば、AIが原因を探して修正案を出してくれます。
  3. 開発環境の準備が楽になった
    道具はパソコンとインターネットがあれば揃います。
    私が使っているのは、Claude Code、Codex、Googleのツール、VSコード(無料のエディタ)などです。

但し、AIが常に一発で正解を出すわけではありません。

何度かやり取りを重ねて直していくのが普通です。
この「AIとの対話」自体が、なかなか面白い時間でもあります。

AIとのやり取りの実際例

AIと日本語でやり取りしている実際の画面

一番苦労したのは、実はAIではなくWordPressでした

意外に思われるかもしれませんが、この数年のデジタルの独学で一番苦労したのは、AIプログラミングではなく、このブログ(WordPress)をまったくの独学で立ち上げたときでした。

1冊の専門書を買ってきて読み込み、見よう見まねで何とか立ち上げました。

・サーバーとは何か、という概念の理解
・ドメインの取得
・WordPressの規則や設定

当時、ChatGPTのようなAIが出てくる少し前でした。
もし今のAIの時代ならWordPressの立ち上げはもっとスムーズに出来たでしょう。

正直なところ、WordPressの詳細は今でもよくわかっていないところがあります。

それでもブログは数年動き続けていますし、作品も公開できています。

ここでお伝えしたいのは、「全部わかってから始める必要はない」ということです。
わからないまま進めて、詰まったら調べる(今ならAIに聞く)。この順番で十分でした。

よくある質問

費用はどのくらいかかりますか?

私の場合、生成AIへの費用は現在月額20ドルです。
もちろんこれら費用は、プログラミング以外のAI活用も含んでのことです。

パソコンをすでにお持ちなら、追加の出費はこの程度から始められます。

プログラミング経験は必要ですか?

私は50年前のアセンブリ言語以来、経験ゼロからの再開でした。

日本語でAIとやり取りできれば始められます。

何から作ればいいですか?

自分が欲しいもの、遊びたいものから作るのが一番です。

こんなもの自分では無理、と思う前にチャレンジです。

私も自分が試したいゲームや、暮らしで使うツールから作りました。

まとめ

70代でもAIでプログラミングはできるのか——79歳の実体験から、その答えと理由を説明してきました。

・日本語で指示でき、エラー対応もAIが助けてくれる
・50年前に数か月かかったことが、今は数分でできる場合もある
・全部わかってから始める必要はない

AIの活用によってプログラミングが一気に身近なものになってきましたが、物事の本質をじっくり考えて突き止めるようなことがなくなったような気がします。
これが時代の変遷であり、自分の生活に有効なものであればそれを利用するのも大いに価値のあることです。

もちろん、人によって作りたいものも進む速さも違います。

それぞれの状況や目的に応じ、無理のない一歩から試してみてください。

私の作品は下のリンクからご覧いただけます。

「同い年でもここまでできる」という一つの実例として、何かの後押しになれば幸いです。

私のもうひとつのサイト

79歳、AIとつくる毎日。

AIと一緒に作ったゲームや便利ツールなど10作品を公開しています

作品を見てみる →

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