デジタル社会と高齢者を考える

私は先日75歳になり後期高齢者の仲間入りをしました。

ここまで無事に生きてこられたことへ感謝しています。

デジタル技術が急速に発展し、私たちの生活に入り込んできています。

このような社会に、高齢者がどのように関わっていくのかを考えてみました。

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日常でのデジタル生活

私は仕事柄、毎日PCやスマホに触れSNSやオンライン会議も積極的に活用した生活を送っています。

高齢者といえども日常生活にはPCやスマホといったIT機器に加え、

TwitterやFacebook等のSNSや、Zoomを利用したオンライン会議なども積極的に活用している方はたくさんおります。

しかし世の中が進歩し変化するスピードや、新しい横文字の用語に必ずしも追いついて行けず、結果として取り残されていく高齢者が多いことも事実です。

ついに出現したメタバースの世界

10月末にFacebookがMeta(メタ)に社名変更するとのニュースが流れました。

“GAFA“が”GAMA“になるかどうかはともかく、メタバースの世界の到来が現実となってきました。

Facebook上で、アバターでのコミュニケーションをやることも近いのかもしれません。

最近ではデジタル通貨や仮想通貨も現実的になりつつあります。

ブロックチェーン(分散型台帳技術)を基盤としたビットコインやイーサリアムに代表される仮想通貨は、

インターネットを通じて不特定多数の間で商品等の対価として使用できるもので、今後の急拡大が予測されます。

また市場の拡大が期待されるメタバース(仮想空間)の構築や、DeFi(分散型金融)、NFT(代替不可能なデジタル資産)には企業各社がしのぎを削って開発や投資を行ってきています。

これらのブロックチェーン技術により生まれる新たな世界はWeb3.0と呼ばれ、今後私たちの生活に大きな社会変革をもたらすことでしょう。

高齢者といえどもこれらの言葉の意味や動向は理解しておきたいものです。

デジタルデバイドと今後

一方、いわゆるデジタルデバイド(情報格差)の問題も深刻です。

最近の例ではコロナワクチン接種予約で、若者に頼んで予約をしてもらっている高齢者、いわゆるデジタル弱者が数多くいたことを思い出します。

また、先日何年振りかで中学校の同級会がありました。

この年代の同級生(75歳)は、かなりの人がメールを使えないことを発見しました。

当日のスナップ写真を送るのに、せめてスマホでLINEでもやってくれていれば助かるのですが、いまだガラケーの人が多いのです。

ここでもデジタルデバイドの現実を知らされました。

現在我が国の65歳以上の高齢化率は29%に達しているとのことですが、今のデジタル技術を高齢者が一様に使いこなすことは至難の業です。

しかし現実の生活の中でデジタル技術は単に利便性だけでなく、いまや重要な社会インフラとなっているのです。

いずれはデジタル機器も、AI等の技術を活用し、ユーザーの特性に合わせて最適な機能を提供できるように変わって行くでしょう。

高齢者がテクノロジーについて行くだけではなく、テクノロジーが高齢者に寄り添って行くこともデジタルデバイドの縮小に繋がるものと期待しています。

まとめ

私たちがこれからのデジタル社会に向き合い頑張って生きていくことは必須の要件です。

半面、私の心の中にはインターネットもスマホも繋がらない山奥のポツンと一軒家で、老後の生活を楽しむバーチャルな世界に夢を馳せたい気持ちもあります。 

山奥の一軒家で露天風呂に入り、鳥の声を聞き遠くの風景を眺めながら、好きな時に好きな本を読む自分の姿を想像して悦に入ることもあります。

デジタル社会が当たり前になっている現代で、逆にこんな生き方も悪くないかとも思います。

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