Photoshop CS2と最新のAI使用の処理ソフトを試してみる

私は今までPhotoshop CS2という古くからのソフトを愛用してきましたが、このたび最近のAI技術を取り入れた画像処理ソフトの一端に触れ、技術の進歩の速さと素晴らしさを体感することができました。

その中の一部機能を紹介して、皆さんにも是非AIの素晴らしさを実感として確かめて頂きたく思い、以下その一部機能を紹介していきます。

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Adbe Photoshopについて

アドビ社が販売しているビットマップ画像編集アプリケーションソフトウェアです。

主に写真編集(フォトレタッチ)としての役割を担うソフトウェアとして、画像加工、イラストレーション、印刷業界などあらゆる画像分野で使用されており、この分野では代表的な存在です。

Photoshop CS2とは

「Adobe CS2」は、Adobeが無償でダウンロード公開していたソフトウエア群です。

PhotoShop CS2(フォトショ)、Illustrator CS2(イラレ)、InDesign CS2(インデザイン)、Premire Pro CS2(プレミアプロ)等で構成されています。

Adobe CS2は2005年に発売された古い製品ですが、条件によっては現在でも快適に使用することができます。

「Wayback Machine」をご存知でしょうか?
下記リンク先を参照ください。

Wayback Machine

簡単に言うと昔のサイトを保存(アーカイブ)しているサイトのことです。


Adobe CS2の製品は非常に古いため、最新のWindows11やWindows10では正常に動作しない場合があります。
ダウンロードとインストールは自己責任となります。

最新のPhotoshopシリーズ一覧

Photoshopシリーズ内容
Adobe Photoshop(Creative Cloud)Photoshop完全版
Adobe Photoshop iPad版PhotoshopのiPad版
Adobe Photoshop Web版Photoshopのブラウザ版
Adobe Photoshop Expressスマホ用の画像編集アプリ
Adobe Photoshop Cameraスマホ用の写真加工アプリ
Adobe Photoshop ElementsPC用の簡易画像編集ソフト
Adobe Photoshop Lightroom写真管理・編集・現像ソフト

最新のPhotoshop(Creative Cloud)料金

PhotoshopプランPhotoshopプラン月額プラン年間プラン
フォトプラン1,078円(税込)12,936円(税込)
単体プラン2,728円(税込)28,776円(税込)

Photoshopには以下のソフト・アプリも付属しています。

  • Photoshop iPad版
  • Photoshop Web版
  • Photoshop Express
  • Lightroom(フォトプランのみに付属)
  • 20GBストレージ(単体プランは100GB)

単体プランはオンラインストレージの容量が100GBになりますが、割高なのでフォトプラン(2GB)がおすすめです。

最新の画像処理ソフト

多数ある中で、最新の画像処理ソフトの例を次に挙げてみました。

1.AI技術搭載で初心者も簡単に本格画像編集「PhotoDirector」

2. AI技術を活用した画像加工編集ツール「PicWish」

3.プロ向けハイスペック画像編集ソフト「Photoshop」

4. 写真管理と編集に特化「Lightroom」

5. 手軽に一通りの写真編集が可能「PaintShop Pro」

6.ノイズ除去・光学補正が強みの画像編集ソフト「DxO PhotoLab」

各社から優れたソフトがたくさん供給されています。

自分好みのものを探してみてください。

各種アプリの機能・価格比較

ここでは主に消しゴムツールと画像切抜き機能を比較してみました。

アプリ消しゴム画像切り取りAI機能搭価格
Photoshop cs2 (Adobe)△       無料
Photoshop CC (Adobe)1,078円/月 2,728円/年
フォト消しゴム6 (ソースネクスト)980円(買取) *期間限定特価
PicWish (PicWish)959円/月 4,900円/2,000クレジット
PhotoDirector (Cyberlink)1,800円/月 4,480円/年

各種作成例

元画像

この元画像で消しゴムや切り抜きを、各アプリごとに比較してみます。

アプリ;Photoshop CS2

マウスを使っての手作業で細かいところの切り取りは難しい。

おまけにこの両方の作業に30分程かかりました。

自動選択、なげなわツールで概略切り取り消しゴムツールで修正後(かなり不完全)

アプリ;フォト消しゴム6

ソースネクストから期間限定特価(980円)で購入したものの、他のアプリに比較して機能は劣りました。

消しゴムツール(手動)
手動の消しゴムツールで操作で、残存部分がある。
切り取り(自動)
自動切り取りはかなりの不完全

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アプリ”PicWish”のAIによる処理例

PicWishというアプリの無料版を試してみました。

最新のAIを用いた機能で、消しゴム、切り取りともにほぼ完ぺきな結果を得ることができました。

PicWishのホームページ

消しゴムツール

消したい部分をブラシで塗りつぶす。
「消す」をクリックすると自動で処理される。

切抜き(背景透過)ツール

切抜きたい画像をアップロードすると、自動的に処理が開始。
数秒で、背景透過で人物切抜きの画像が生成される。

切抜きのサンプル画像

(画像はPicWishから提供)

最新のAIを使った画像処理では、髪の毛の細部まで切り抜くことができます。
従来のマウスによる手動操作では非常に困難でした。

画像合成

背景画像に切り取り画像を重ね合わせた合成画像です。

背景画像
切り取り画像
画像合成

高画質化、カラー化

旧いモノクロ写真を高画質化、カラー化等の処理を行った例です。

70年前の写真
高画質化
モノクロ ⇒ カラー化

PicWishの機能概要

AI技術を活用した画像加工編集ツールPicWishは、オンラインサイトの無料版でもかなりの機能を使用できるようです。

PicWishのホームページ

条件付きですがこれらの機能を無料で試すことができます。

無料版に出てくるアラート

まとめ

今までAdobe Photoshop CS2を使用してきましたが、画像処理の基本的なことへの理解や加工のできるツールとしては最も優れたものという認識に変わりはありません。

しかし最近のAI技術の進化や応用は、今までの作業を劇的に改善してくれる強力なツールとして登場してきました。

今回掲載した「消しゴムツール」や「切り取りツール」等、その正確性や処理速度は従来の常識をくつがえすものといえるでしょう。

今日の対話型AIや生成AIの技術の発展に注視しながら、自分に適したツールの発見と利用を進めていきたいものです。

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